2012年5月11日金曜日

恐慌性障害のロールシャッハ反応



恐慌性障害のロールシャッハ反応
Rorschach Responses of Patients with Panic Disorder

中京大学文学研究科
高瀬 由嗣
なごやメンタルクリニック
貝谷 久宣
なごやメンタルクリニック
松井 亮 

ロールシャッハ研究 37:151-161、1995

T.はじめに

 恐慌性障害(panic disorder ; PD)とは、突然に何の誘因もなく、息切れ、めまい、動悸、発汗、消化器症状、しびれ、紅潮、冷感、胸痛などの発作を生じ、同時に「死んでしまうのではないか」、「狂ってしまうのではないか」、「何か制御できないことをしてしまうのではないか」という恐怖が起こり、これを繰り返して慢性化する疾患である。発作はおよそ数分から数十分続き、この間に患者は自らの身体の異変をきわめて強烈なものとして体験する。このため患者は病院に駆け込むが、何ら身体的な異常は認められない。また、発作の間欠期において、患者は再び発作が起こるのを恐れるようになり(予期不安)、発作が起こっても人に助けてもらえないような場所や状況に身を置くことを怖がり、回避するようになる(空間恐怖)。これが、多くの恐慌性障害患者� �特徴的に見いだされる症状の経過である。

 以下の文献研究に示すとおり、ロールシャッハ・テスト(以下、ロ・テストと略)を用いて恐慌性障害の性格特徴を記述した研究は意外に少なく、2篇ほどしか見当らない。そこで、本研究では、口・テストを用いて、恐慌性障害の性格特徴の検討を試みた。

U.文献研究

1.恐慌性障害の歴史的経緯
 DSM-V(The American Psychiatric Association、1980)に「恐慌性障害」が記述されて以来、この疾患に対する関心は高まりつつある。しかしながら、恐慌性障害の概念はこれまでにさまざまな変遷を経てきたので、ここで、その歴史的な経緯について簡単に振り返ってみたい。

 1978年、Spitzerらは、Research Diagnostic Criteria(RDC)において、不安神経症を、繰り返し恐慌発作を起こしている群と、慢性的に不安状態にある群とに分け、前者を「恐慌性障害」、後者を「全般性不安障害」とした。1980年のDSM-Vにおける不安障害の分類は、RDCの区分に基づいて作成されており、ここで初めて「恐慌性障害」という名が広く知られるようになった。1987年のDSM-V-Rでは、不安障害は、恐慌性障害、恐慌性障害の既往のない空間恐怖、社会恐怖、単一恐怖、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害、全般性不安障害などに分類され、不安障害の中で恐慌性障害は重要な位置を占めるようになった。また、ここでは、従来の不安神経症概念が上記のごとく各疾患単位に解体され、病名としての「不安神経症」という語が積極的には用いられなくなった。

 さて、ここで取 り上げねばならないのは、従来の不安神経症(特に不安発作を頻発する「不安発作頻発型不安神経症」)と恐慌性障害との違いは何か、という問題である。これについて竹内(1991)は、不安神経症の場合はその発作に何らかの心因を見出すことができるが、恐慌性障害の場合は心因が見出せないことが多い、と述べている。つまり、恐慌性障害の主症状である恐慌発作(panic attack)は突然に生じるものであり、その心因は推定されにくいのが特徴と言えよう。

2.病因論
 学習理論家であるGoldstein & Chambles(1978)は、空間恐怖症および恐慌性障害の発症のメカニズムは、古典的あるいはオペラント条件づけからの説明は困難であると考え、その人格と対人的要因として、対人場面における強い葛藤と回避的行動パターン、非主張性、「恐れへの恐れ(fear of fear)」などを仮定した。「恐れへの恐れ」とは、統制を失ってしまうことや発狂してしまうこと、あるいは気絶や心臓発作などの恐怖を体験することへの恐れであり、一種の予期不安であると考えられる。また、彼らは、患者の多くは家族の中において、感情の表出を両親から罰せられたために、感情の表出は不安に条件づけられ、自らの感情を抑制し非主張的になる、と説明している。

 自己心理学の理論を恐慌性障害の治療に応用したDiamond(1987)は、幼児期における保護者との関係を通して体験される安心感や安全感の欠如が、感情を制御する患者の能力の発達を阻害し、これが恐慌性障害の原因となると仮定している。つまり、発達の途上において、保護者が患者の不安や恐怖などの感情を適切に扱うことに失敗したために� �鏡映(mirroring)や融合(merging)などの健全な自己対象の機能がうまく働かず、患者自身の不安統制が困難となるという説明である。この説明は、生育史における保護者との関係が症状の原因を形成するという点で学習理論家のGoldsteinらのものと類似している。

2012年5月9日水曜日

慢性腰痛が認知行動療法で緩和(2010.3.4掲載)


慢性腰痛患者に対し、考え方の矯正を目的とした認知行動療法(CBT)を実施することによって症状を緩和できる可能性が、英国の研究グループにより報告された。

慢性腰痛は、先進国において日常生活に最も支障を来す身体障害の1つであり、治療には高い費用がかかることもある。研究共著者の1人である英ウォーリックWarwick大学(コベントリー)のZara Hansen氏は「腰痛は身体的な障害であり、心理的な障害ではない。この介入措置は心理学的モデルを利用して腰痛管理の方法をよく理解しようとするものだが、心理療法ではない」と説明している。

2012年5月7日月曜日

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    2012年5月6日日曜日

    催眠療法の減量 – どのように健やかに重量を失うとそれを使用する | 無料の記事


    今日では、多くの人が太りすぎや肥満に苦しんでいる。 彼らは、いくつかの減量製品と治療法はこれらの余分な体重を流し、それらを助けるためにしてみてください。 しかし、肥満の人々の大半の問題は、最初の熱意がオフに身に着けているの後、彼らは最終的には減量プログラムを削除することです。 一部では自分の体重を減らすために深刻な計画を考えることができない。 そして、体重を減らすために、決してこの方向に向かって任意の実際の行動を取るか何人かの人々があります。 最後に、それらはすべて太りすぎで不健康なままです。

    2012年5月5日土曜日

    特定健診(メタボ)対策・ダイエット レシピ集|生活習慣病予防の総合健康情報サイト|メタボヘルプ ドットコム【子供のメタボ基礎知識】


    管理栄養士 鶴田真子による、食育お料理教室を開催いたしました。
    参加していただいたお母様方は、それぞれ小さなお子様の育児中の方々です。

    講師の鶴田が前でレシピや栄養素についてのお話をいたしました。

    今回のレッスンメニューは5品です。

    ◆ キャロットライス
    ◆ ベジバーグ
    ◆ カルシウムグラタン
    ◆ ツナのさっと煮
    ◆ カラフルピック

    にんじんをすりおろして、

    炊飯器にお米と一緒に入れます。

    炊きあがりはこのような状態。
    ママさん達から、「にんじん臭さが全くしない!」「子供もたくさん食べてくれた」というご意見をいただきました。

    「ツナのさっと煮」も材料を切って、炊飯器に入れるだけ!
    忙しいママさんのための、簡単で栄養抜群レシピです。

    「野菜が苦手・・」というお子様のために、たっぷりの野菜を使った「ベジバーグ」。
    たくさんの野菜をみじん切りにして、あいびき肉と混ぜ合わせます。

    しっかり混ぜ合わせた後は、両面をしっかり焼きます。

    カルシウムグラタンは、シリコンカップに野菜を入れて、
    木綿豆腐で作ったカルシウムソースを流し込みます。

    すべてのお料理が出来上がりました!!

    各レシピはコチラ↓↓↓

    ◆ キャロットライス

    ◆ ベジバーグ

    ◆ カルシウムグラタン

    お子様のお食事に欠かせないカルシウムやビタミン、ミネラルたっぷりの栄養満点レシピ!
    皆様もぜひ、お試しくださいませ。

    管理栄養士 鶴田真子の食育お料理教室

    こんな事を言われると、
    とたんに食事に運動にと日夜努力していることが
    むなしくなってしまいますが、
    実はメタボのタネはこんな時期に始まっているのです。

    2012年5月3日木曜日

    精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について


     

    精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について

    つぎの3つのページで構成されています。クリックすると該当箇所に移ります。

     

    ◆ 精神障害者保健福祉手帳障害等級判定基準

    概要、障害等級のめやす:1級、2級、3級

    ◆ 精神障害者保健福祉手帳の障害等級判定基準の運用に当たっての留意事項

       総合判定

       精神疾患(機能障害)の状態の判定について

        統合失調症 そううつ病 てんかん 器質精神病

       能力障害の状態の判定について

    ◆ 精神障害者保健福祉手帳障害等級判定基準の説明(現在のページ)

    (1) 精神疾患(機能障害)の状態

      @ 統合失調症

      A そううつ病(気分(感情)障害)

      B 非定型精神病

      C てんかん

      D 中毒精神病

      E 器質精神病

      F その他の精神疾患

    (2) 能力障害の状態

     

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    ◆ 精神障害者保健福祉手帳障害等級判定基準の説明

     

     精神障害の判定基準は、「精神疾患(機能障害)の状態」及び「能力障害の状態」により構成しており、その運用に当たっては、総合判定により等級を判定する。

    (1) 精神疾患(機能障害)の状態

     精神疾患(機能障害)の状態は、「統合失調症」、「そううつ病(気分(感情)障害)」、「非定型精神病」、「てんかん」、「中毒精神病」、「器質精神病」、及び「その他の精神疾患」のそれぞれについて精神疾患(機能障害)の状態について判断するためのものであって、「能力障害の状態」とともに「障害の程度」を判断するための指標として用いる。

    先頭へ

     

    @ 統合失調症

    2012年5月1日火曜日

    子供の肥満


    子供の肥満

    乳幼児の場合はカウプ指数によって判定します。  

    カウプ指数=体重(圈÷身長(cm)2×104

     

    カウプ指数 = カウプ指数が18以上だと肥満ということです。

      

    小学生の場合はローレル指数によって判定します。 

    ローレル指数=体重(圈÷身長(cm)3×107

     

    ローレル指数 = ローレル指数が160以上だと肥満ということです。

     

    また、近年は肥満の判定に 「標準体重計算式」 も利用されています。

    ローレル指数と欠席日数の関係を調べてみたところ、「もっとも欠席日数の少ない子供の指数=13」だったことから、この指数をローレル指数の計算式に当てはめて標準体重を計算する方法です。

    標準体重計算式=身長(m)3×13

    小学生の標準体重(圈法